2月10日、市長へ「鈴見台土砂崩れ」についての申し入れを行いました。
市長不在のため、副市長の丸口さんと道路管理課長に対応いただき、早急な復旧対策と今後の調査や抜本的対策を公費で行うことなど要望しました。
[申し入れ書・全文]
2012年2月10日
金沢市長 山野 之義 様
鈴見台で発生した土砂崩れについての申し入れ
日本共産党金沢市議員団
升 きよみ
森尾 嘉昭
広田 美代
去る2月7日、鈴見台で土砂崩れが発生し、4世帯7名が自主避難され、納屋の倒壊など被害が発生しました。
住民の冷静な行動と、消防や警察、市職員の懸命な対応により人的な被害には至りませんでした。
しかしながら、大量の土砂が住宅地に流れ込み、市道の一部も崩落するなど今後の二次災害の懸念や地域住民の不安、土砂災害警戒区域そのものへの心配もぬぐいきれません。
そこで、今後の早急な復旧や原因究明、安心して住み続けられる居住環境への対策を求めて以下の点について申し入れるものです。
1.崩れた土砂の完全な撤去を行い、壊れたライフライン、市道などについて早急に復旧対策を行うこと。
2.二次災害を防ぐため、排水整備、土砂の動きを監視する計器の設置など、専門家を交え、緊急対策を実施すること。
3.地域住民への経過説明を懇切丁寧に実施し、今後の調査や対策、防災計画についても住民と十分協議し、合意を得て進めること。
4.復旧対策・緊急対策、今後の対策については住民負担とすることなく、公費でまかなうこと。
5.金沢市内536カ所の土砂災害警戒区域全てについて、調査を実施し安全
対策を講じること。
6.警戒区域へのパトロールや警報について、雨だけでなく雪についても行うこと。
以上