貴市議会議員と世界平和統一家庭連合(旧統一協会)や、関連団体との関係について調査し、公開をするよう求める要請書

2022年9月2日


自由民主党金沢市議員会会長 横越 徹 様

日本共産党金沢市議員団
森尾 嘉昭
広田 美代
大桑 初枝

 岸田首相(自民党総裁)は、去る8月31日「党(自民党)と世界平和統一家庭連合(旧統一協会)との関係を断つ」と記者会見で明らかにしました。さらに、所属国会議員に、過去を真摯に反省し、『しがらみを捨てる』ことを指示したとのことです。
世界平和統一家庭連合(旧統一協会)は、世界基督教統一神霊協会との名称でしたが、2015年8月に名称変更を行いました。本市には、浅野校下・京町に施設がありましたが、現在は、昌永町に移転しています。
 この旧統一協会は、信者からの多額の寄付による家庭崩壊、霊感商法や合同結婚式などによる被害を引き起こし、社会的批判を受けてきた反社会的集団・カルト集団です。
霊感商法被害救済担当弁護士連絡会によるとこの統一協会による被害は、1987年から2021年までに、3万4537件、被害総額約1237億円にのぼり、現在も続いているとのことです。
私どもは、市長に対して、旧統一協会と本市の関係を調査・公開し、関係を断つよう申し入れを旧統一協会や関連団体との関係について自ら調査し、その内容を市民に公表するよう呼びかけていただくよう要請いたしました。議長は、「時期尚早」との見解を示し、坂本副議長は、関係団体が行った「ピースロードin石川」に参加したことを表明。その後、報道関係者に2019年の市議選では無償ボランティアに信者が約10人いたことを明らかにした報道が行われました。
 現時点で私どもは、貴会派の高市議と野本市議が旧統一協会の関係団体と関係があったとの情報を得ています。
本市議会基本条例は、議会と議員の役割を述べ、議員の活動について、「市民全体の奉仕者として福祉の向上を目指して活動し、自らの議会活動について市民に対する説明責任を果たすものとする」(本市議会基本条例第7条第2項)と明記しています。
 よって、貴会派におかれては、各議員が旧統一協会や関連団体との関係について自ら調査し、その内容を市民に公表し、関係を断つよう貴会派として責任ある対応を要請いたします。

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