升きよみ市議が代表質問
社保協加盟団体などから12人が傍聴
金沢市議会3月定例会の質問戦1日目、3月12日(月)に金沢社保協加盟の日本共産党から升きよみ議員が登壇。①市民生活の安心確保、②原発事故をふまえた防災計画見直し・震災がれき受入れ問題、③地域経済の活性化対策、④商業環境形成指針と大友・直江・大河端の区画整理事業、⑤新幹線開業と公共交通政策、⑥「参与」の起用について―の6点を質しました。
■市民生活の安心確保
升 市議「2012年度当初予算案で、国保・介護保険・後期高齢者医療保険料の引き上げを提案。
市民生活を守るために、負担増を押しつけるな」
山野市長「国保は一般会計から12億円を繰り入れし、引き上げ幅を抑えた」
■防災計画見直し・震災がれき
升 市議「最大の原子力防災は、志賀原発の再稼働を許さないことだ。
この立場を表明し、北電につよく働きかけるべきだ」
山野市長「地元の意思を尊重し、事故の知見が反映された上で判断されるべき」
■地域経済の活性化対策
升 市議「各種住宅支援制度があるが、区域、目的等が限定されている。
住宅リフォーム制度充実を求める声に応えるのか」
山野市長「目的や区域を限定しない住宅リフォームは、現在、考えていない
■商業環境指針区画整理事業
升 市議「土地区画整理組合連合会が、直江、大河端、大友の区画整理事業に限り、店舗面積の
集積の上限は5000㎡とすることを求めている」
山野市長「3地区は改定前の指針で誘致。改定後の指針の適用で支障をきたす」
■新幹線開業と公共交通政策
升 市議「重い荷物が利用者と県民に押しつけられるのではないか。
JRの鉄道資産については、無償譲渡を求めるべきだ」
山野市長「県が一元的にJRと交渉し、できるだけ低廉な譲渡を求めている」