8月20日、田中展郎市議会議長に申し入れをしました。
申し入れ文は次のとおりです。
2014年8月20日
金沢市議会議長 田中展郎 様
日本共産党金沢市議員団
全員協議会を開き、山野市長辞職に伴う場外車券売り場問題に関して
調査・報告をするよう申し入れ
市長任期満了を前にした8月18日早朝、山野市長が突然辞表を提出し、当日予定されていた全員協議会は開かれず、緊急議会において、全会一致で市長退職の件が同意されました。
この辞職の発端となった、競輪場外車券売り場設置をめぐる問題については、すべての事実、経過などが明らかにされないままとなっています。この間、山野前市長が、2010年市長選立候補表明の際に交わしたとする念書、市長となって「設置に同意する」として署名・押印した文書、及び新たなリサイクル施設への代替案を提示したことが明るみに出ましたが、これらに複数の市議会議員が関与したとする資料や、業者・弁護士からの文書等は一部に出回るのみで、議会としての把握はされていません。もちろん市民には全容が明らかにされておらず、議会としての調査や対応に厳しい目が注がれています。我が党は真相究明するために、地方自治法第100条による議会調査特別委員会の設置を求めてきたところです。
ついては市長辞職で終わることなく、議会としては、今こそ全容解明と真実を明らかにし、市民への説明責任を果たすことがますます重要になっています。よって、議長には、全員協議会を開き、次の点を行うよう求めるものです。
① この間の経過と内容、各会派による調査内容などを、議員と市民に明らかにすること
② 山野前市長、業者、弁護士等に、直接事情説明をしていただくこと
③ 馳衆議院議員から事情説明をしていただき、関係する資料の提出をしていただくこと