6月1日、議長に申し入れをしました。
というのも、金沢市議会が行ってきた意見交換会が、今年度、縮小されようとしているか
らです。
当初は運用方針の中で開催を5回とし、各常任委員会ごとに行うこととしてきましたが、
テーマによっては合同開催もありうるとして、5回までとなってきました。
ところが、各常任委員会の委員長で構成される委員長会議において、今年度は2回という
方向性が打ち出されたのです。
教育消防常任委員会と経済環境常任委員会でまず1回行う。
これは、前回の「文化と人づくり」の意見交換会が消化不良だったので、再度やろうとい
うものです。テーマもはっきりし、各常任委員会でも議論をしたうえで合同ということに
なりました。
しかし、あとの総務常任委員会、市民福祉常任委員会、建設企業常任委員会の3つで1回
の意見交換会をやってしまおうというのが今回の案です。
ところが、テーマも決まっていなければ、各常任委員会で議論が話されたわけでもない。
根拠がなさすぎる。
だいいち、議会基本条例の主旨に「広聴広報の充実」をうたっています。
市民に開けた議会、市民の意見を聴く議会をめざす!という理念や精神をないがしろにし
てはなりません。