妊婦健診とヒブワクチン等への公費助成を求める意見書(案)の提案理由

妊婦健診と、ヒブ・小児用肺炎球菌・子宮頸がん予防3ワクチンへの2012年度と同水準の公費助成を求める意見書(案)の提案理由

日本共産党金沢市議員団 升 きよみ

 私は日本共産党市議員団を代表して、妊婦健診と、ヒブ・小児用肺炎球菌・子宮頸がん予防3ワクチンへの2012年度と同水準の公費助成を求める意見書(案)の提案理由を述べます。
本意見書の提案に先立ち、先ほどの陳情57号の陳情主旨を森尾議員が説明されたところですが、妊婦健診の14回分をはじめ、ヒブ・小児用肺炎球菌・子宮頸がん予防の3ワクチンについての公費助成を、本市としても実施しているところで、市民から喜ばれております。これが政府の4大臣合意によって「平成24年度以降の子どものための手当等の取扱いについて」として、それぞれ2013年度から一般財源化される方向性が打ち出されており、今の時期、地方へのしわよせにならないよう、議会として関係方面に求めることは、極めて当然のことです。公費助成や公費接種事業が後退することにならないよう、次の点を強力に政府に求めるものです。
1 妊婦健康診査支援基金による妊婦健診助成事業の継続と必要な財源措置、もしくは妊婦健康診査支援基金と同様の妊婦健診に対する国の助成を行うこと。 2 ヒブ・小児用肺炎球菌・子宮頸がん予防の3ワクチンの特例基金の継続、もしくは特例基金と同水準の国負担による公費接種事業を行うこと。
以上、命と健康をお金のあるなしで差別することのないよう、本事業を充実、実施するためにも、各位の御賛同をお願いするものです。

 

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