2024年度3月議会最終補正予算についての反対討論 山下議員(3月17日)

私は、日本共産党市議員団を代表して、反対討論を行います。

私どもは、上程された議案16件のうち、議案第127号、議案第135号、議案第141号の

議案3件について反対します。その主な理由を述べます。

まず、議案第127号 令和6年度 金沢市一般会計補正予算についてです。

港湾費で3億7,370万円が盛り込まれています。この最終補正によって今年度の本市負担分は11億3,310万円、全体事業費としては53億5,890万円にも上ります。

大手企業コマツの工場誘致やクルーズ船誘致のために、岸壁改良工事や施設整備に多額の税金投入が続いています。港湾整備事業の全体事業費合計額は2006年から2026年の20年間でおよそ464億円であり、そのうち本市の負担金は88億円にものぼる予定です。市民の暮らしが厳しさを増す中で、一部の大手企業のために多額の税金投入が行われることは認められません。

次に、議案第135号 令和6年度 金沢市中央卸売市場特別会計補正予算についてです。

金沢市中央卸売市場再整備事業に関して、基本設計に関わる3,500万円が最終補正に計上されました。当初8,900万円で契約した基本設計は、2024年9月末に完了する予定でした。しかし、2025年2月末まで延長するとの方針を打ち出し、今度はさらに1年延長するというものです。市当局は5か月延長の方針を出した際も、期日通りに進行すると繰り返し説明してきました。期日通り完了していれば3,500万円は不要だったのではないですか。この間、どんな話し合いが行われ、何が問題となったのか議会に報告もないことや進め方の不透明さを厳しく指摘しなければなりません。

また、本来終了すべき年度内の基本設計契約が変更され、次年度への繰越しが行われることも問題です。新年度で新たに契約を結ぶ措置を取るべきではありませんか。

これらのことから、今回の補正予算に同意することはできません。

次に、議案第141号 事業契約の締結についてです。

公共施設LED照明導入推進事業として、本市で初めてのPFI方式による事業契約です。

PFI方式とは、民間の資金と経営能力、技術力を活用し、公共施設等の整備や維持管理、運営を行うものとされています。今回の事業は、PFI方式により公共施設の照明をLEDに換え、10年間にわたって民間に管理運営を任せるというものです。初期費用もかからず、コストも下げられると言われていますが、PFI方式にはリスクも伴います。民間事業者が利益を追求することで、サービス内容が低下すること、管理運営においても民間が主体となるため、公共性が後退します。また、長期契約により、市場の変化や災害時の対応、事業者自体の倒産や合併など、環境の変化に対応できない場合が生じます。市民のための公共施設管理にはそぐわないため、反対です。

以上、討論といたします。

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