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2021年7月30日

金沢市長 山野 之義 様

コロナ感染拡大が爆発的に広がる中、緊急対策等の申し入れ (17回目の申し入れ)

金沢市議会議員
森尾 嘉昭
広田 美代
大桑 初枝
玉野  道
熊野 盛夫

 爆発的感染拡大・オーバーシュートが起こり、一日の感染者数が全国で1万人を超え、東京都で、二日間連続で3000人を超え、石川県では、連日、100人前後の感染者数となっています。

 今後の緊急対策について以下の点を申し入れます。

                     記

  1. 石川県は、7月28日県モ二タリング指標として、ステージ4・感染拡大緊急事態を発出し、国に対し、まんえん防止等重点措置の適用を求めました。翌29日本市は、対策本部会議を開き、対策方針を打ち出しました。

 こうした、事態について、市民に情報提供し、県と市、市民が一体となった協力体制を構築  し、感染拡大防止に取り組むこと。

2 爆発的感染拡大・オーバーシュートに対する全庁あげての対策を実施するための体制を作     り、職員から感染者を出さないよう万全の対策を構築すること。また、保健所の業務が増大しています。感染者の急増に伴って、陽性者、濃厚接触者への対応、自宅療養者への指導・支援など人的体制と機能強化に向け緊急の対策を講ずること。

3 コロナ感染対策として、4つの柱、すなわちワクチンの安定供給、大規模検査の実施、十分な補償、医療体制への支援について、具体化し、全集中で対策を実施すること。

具体的な点として

 第一に、ワクチンの確保について、国・県に十分な確保を要望するとともに、9月以降のワクチン確保の状況を医療機関に早く示すこと。

 第二に、PCR検査を広く定期的な実施を行い、無症状で感染している方を早期に発見し、保護・治療に結びつけていくこと。

 第三に、持続化給付金、国民への支援金などを国に求めるとともに、全業種に対する支援策を実施すること。県に対して、コロナ対策認証店への受付・認証を速やかに実施するよう求めること。

 第四に、医療機関では通常医療体制を維持し、コロナワクチン接種の実施、さらに、発熱患者への対応等厳しい事態に直面しています。人的、財政的な支援を講ずること。また、介護施設や児童福祉施設に対して、コロナ感染対策として衛生資材の確保や、清掃などの人的配置への財政支援策を継続・強化すること。

 以上の点を具体化するために、早急に補正予算を組み、緊急議会の議決を経て実施していくこと。

5 教育関連施設での感染拡大防止策が緊急に求められます。夏休みの中、感染予防対策について、あらためて、徹底すること。なかでも、スポーツ交流、レクリエーション、夏の行事に対する対応について、実施の中止を含め、感染拡大防止策を徹底すること。

6 市民に対して、一人一人の命を守り、大切にすることを訴えるとともに、風評被害をなくし、一日も早い普段の生活を取り戻すために力を合わせることを呼びかけること。

               以上

 副市長からは、保健所の体制を拡充をしてきたことや、ワクチンはいろんな予約方法で受けられるようにしていること、飲食店への支援の期間延長を行うことや、教育委員会からは部活などについて各学校に時間を限定したり、試合などはマニュアルに沿った対応を求めていることなどが話されました。

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