2月3日、野口弘金沢市教育長に「学校給食費の引き上げを見送るよう求める」申し入れを行いました。
金沢市は、学校給食費について、月額で小学校は300円、中学校は500円の引き上げとする試算を示しました。
私たち議員団は、市費負担の大幅増を進め、保護者負担の軽減を図ることを求めました。
以下、申し入れ書です。
2014年2月3日
金沢市教育長 野口 弘 様
学校給食費の引き上げを見送るよう求める申し入れ
日本共産党金沢市議員団
升 きよみ
森尾 嘉昭
広田 美代
今日「安全・安心」の学校給食を求める声が強い中で、学校給食をとりまく状況は、衛生管理をはじめ、子ども達の健康保持の立場から、重要な課題が山積みしています。
こうした中、去る1月21日本市学校給食費懇話会が開かれ、新年度以降の市立小中学校の学校給食費の値上げについて了承し、金額について検討に入ったとの事です。
近年、保護者の生活実態は、所得の減少や不安定雇用の中で、若年層における貧困化が進み、様々に子ども達にも、その影響が及んでいる状況にあります。その上に4月の消費税増税が待ち受けているだけに一層生活の困難がもたらされる環境にあります。
よって、学校給食費の値上げを見送り、市費負担の大幅増を進め、保護者負担の軽減を図ることを求めるものです。