トピックス

提案説明

日本共産党金沢市議会議員 奥野秀也

  私は、日本共産党市議員団を代表いたしまして、ただいま上程されました議案第12号・辺野古新基地建設工事の即時中止と辺野古移設の断念等を求める意見書について、提案理由を申し述べます。

 

 沖縄県民の圧倒的多数が反対しているにもかかわらず、政府は本年8月18日、名護市辺野古に米軍新基地建設に向けて、海底掘削(ボーリング)調査を強行しました。それも、県民の海上抗議活動を締め出すため、立ち入り禁止区域を拡大したばかりか、ブイ・フロートを設置し、海上保安庁は厳戒態勢をしくという、強権的手法が用いられました。

 

 民主主義を否定するような政府の暴挙に対して、那覇市議会では「県民の声を無視し、辺野古移設を唯一の解決策として力ずくで押し付けようとしている日本政府の姿勢は断じて容認できるものではない」として、本年8月22日、新基地建設に向けた工事中止と普天間基地の閉鎖・撤去、辺野古移設への断念を求める意見書を賛成多数で可決いたしました。

 

 加えて、アオサンゴがあり、ジュゴンが棲む海として知られる辺野古への新基地移設は、生態系の破壊にもつながりかねません。沖縄県内外の環境保護団体の代表は、本年8月26日、沖縄県に対して、ジュゴンなど厳正な環境保全対策を講じるよう防衛局に指導することを強く要請するとともに、新基地建設の即時中止を求めました。

 

 今や、沖縄県民の基地の重圧は、我慢の限界を超えていると言わざるを得ません。国土面積の0.6%の広さである沖縄に、全国の米軍基地総面積の74%が集中しております。昭和47年の復帰以後、米兵の犯罪は判明しているだけでも約6000件近くにのぼり、爆音被害も後を絶ちません。沖縄県民の痛みや苦しみは、増大するばかりです。

 昨年1月、沖縄県内全41自治体の代表者が、沖縄県民の総意として政府に渡した「建白書」では、「米軍はいまだ占領地でもあるかのごとく傍若無人にふるまっている」と述べ、「日本のあり方が問われている」と告発。オスプレイの配備撤回、普天間基地の閉鎖・撤去を要求し、建設断念を求めています。

 

 世論調査でも、普天間基地の辺野古移設作業を「中止すべき」との意見が、80%を超えています。

 

 よって、国におかれては、沖縄県民の思いをくみ、辺野古新基地建設工事の即時中止と辺野古移設の断念を強く要望するものです。

 

 以上、わが党が提案する議会議案へのご賛同を、各議員のみなさまにお願い申し上げ、提案理由の説明を終わります。

金沢市議会・2014年10月一般質問(一問一答)

2014.10.22 日本共産党金沢市議会議員 森尾嘉昭

 

私は、日本共産党市議員団として最初の質問を行います。

質問の第一は、市長選挙で示された市民の願いと問われた市長の責任と市政のあり方についてです。

 この6月定例月議会の報告である「市議会だより」に私の質問が次のように掲載されています。1410222森尾質問市長が業者の意向に沿って、競輪場外車券売り場設置の同意文書に署名・押印し、その事実を隠し続けてきた責任は重く、市長の資格が問われている。次期市長選への出馬は断念すべきではないか。

これに対して、市長あなたは、出馬表明したのですが、8月18日になって、「道義的責任」を理由に突然、市長を辞職し、午後に予定されていたこの問題での全員協議会での説明を行いませんでした。そして、出馬断念と思いきや16日後には、再出馬を表明しました。

 自民党があなたを市長選に当たって推薦するかどうかを検討していました。その過程で、この問題にかかわる新たな資料が提出され、その後、この資料が明るみとなったわけです。こうした経過をたどって、あなたが突然の辞任となっただけに、市民の間では何が起こったのか。誰かに市長の職を引きずりおろされたのかではないか。など関心が集まりました。 … 続きを読む →

 

 

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議案文は次の通り 

(日本共産党)

議会議案第21号

 

競輪場外車券売り場設置問題に関する百条調査について

 

 山野市長が大徳地区競輪場外車券売り場の設置を求める事業者と交わした念書・同意書、また、その後のリサイクル施設の設置等に関し、本議会として事業者と市長に対して質問応答を行ってきたが、事業者、市長、議会の認識がそれぞれ異なっている。

 よって、事実解明がなお必要であると判断し、地方自治法第100条の規定に基づき議会調査権を行使し、調査特別委員会の設置を行うものである。

 

 (調査特別委員会の設置)

1.本議会は、委員12名をもって構成する競輪場外車券売り場設置問題に関する調査特別委員会(以下「調査特別委員会」という。)を設置する。

 (調査事項)

2.本議会は、調査特別委員会に対し、地方自治法第100条第1項の規定により次の事項の調査を付託する。

(1)競輪場外車券売り場設置をめぐる念書・同意書の存在と経過に関する事項

(2)競輪場外車券売り場設置の代替案に関する事項

 (委任事項)

3.本議会は、2の調査事項を調査するため、調査特別委員会に次の権限を委任する。

(1)地方自治法第100条第1項及び第10項の規定による権限

(2)地方自治法第98条第1項の規定による権限

 (調査経費)

4.調査のため要する経費の額は、本年度において100万円以内とする。

 (調査期限)

5.調査の期限は、2の調査事項に関する調査の終了までとする。

 

以上

金沢市議会10月定例月議会 一般質問・答弁(一問一答形式)               

金沢市議会議員 広田みよ

 

質問の機会を得ましたので、日本共産党市議員団の一員として、以下数点にわたり質問いたします。

 

1. 子ども・子育て支援新制度

まずはじめに、子ども・子育て支援新制度について伺います。広田画像

 [広田]

①政府は「すべての女性が輝く社会づくり」として、就労や子育ての支援などを盛り込んだ「政策パッケージ」をまとめました。

 子育てであげているのは、「待機児解消プラン」「子ども子育て支援新制度」などであり、本市はこの間、「子ども子育て支援新制度」について、子ども子育て審議会をもち、ニーズ調査や事業計画に取り組み、今回新制度に関わる条例の多くがこの議会に出されています。しかし、この新制度についてはかねてから、実効性の乏しさや、市場任せではないかとの懸念、保育水準切り下げの危惧がされ、保育部会や審議会、そして親御さんからも「金沢の保育水準を下げないでほしい」という要望が多く出されています。市長には何度も確認をしていますが、その要望に応えていただきたいと思いますがいかがですか。

(市長・答弁)

まず、子ども子育て支援新制度についてですが、これまでも本市は、保育所や幼保連携型認定こども園の基準を定めるにあたって、国の基準を上回る居室面積や職員配置等の基準を設けてきたところであり、金沢の保育水準を下げることなく、引き続き子育て環境の充実に努めてまいります。

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金沢市議会10月定例月議会 一般質問(一括質問で)

 

金沢市議会議員 奥野 ひでなり 

 このたび、10月の補欠選挙において、金沢市議会での議席をいただきました。執筆業を通じて培ってきた経験を活かしながら、私と同じ若い世代はもちろん、幅広い市民のみなさまのお声を届けて参ります。

 今回、初めての質問の機会を得ましたので、日本共産党市議員団の一人として質問させていただきます。

 

 まず始めに、市長に、政治にたずさわる者として求められる政治姿勢について伺います。

 

 私は政治にたずさわったばかりですが、政治にたずさわる者には2つのことが重要であると考えます。

 1つは倫理観です。

 中国の故事「李下に冠を正さず、瓜田に靴を入れず」でもありませんが、市民・有権者から疑われるような行為は厳に慎まなければなりません。まして、道義に反する行為は絶対に許されるものではありません。

 私の先輩である升きよみさんも、6月議会において、「自らを厳しく律し、高い倫理観をもって行動することが何よりも必要である」との質問されたことは市長もご記憶のことかと思います。 … 続きを読む →

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*参考:金沢市ホームページ 金沢市議会

〇金沢市長選 開票結果

 当選  93,698  山野 之義  無前
   35,924  下沢 佳充  無新
   28,316  石坂 修一  無新
  10,311 升 きよみ  無新

     *全票終了、無効2,063

 

〇金沢市議補選 開票結果

 当選  43,662  坂本 泰広 自新 
 当選  36,380  小間井大祐 無新 
 当選  23,688  山本  保  無新
 当選  19,400  奥野 秀也  共新
   19,111  和澤吉治郎  自新

     *全票終了、無効27,784

 

〇石川県議補選金沢 開票結果

当選 62,975  川 裕一郎  無前
当選 40,661 白崎 勇人  自新
当選 18,455 大桑 初枝  共新
  16,784

冨瀬  永

 無新
  10,862  北  幸栽   無新

     *全票終了、無効20,451 

金沢市議会議長 田中 展郎様

 

競輪場外車券売り場設置をめぐる真相解明には、調査権を伴う100条委員会を直ちに設置すると共に、関係した議員への辞職勧告を行うよう求める申し入れ

 

2014年9月12日 日本共産党金沢市議員団

1      本日、3つの常任委員会連合審査会が開かれ、競輪場外車券売り場設置をめぐって、大田武男元社長と山野之義前市長の参考人招致が行われました。

 ところが、競輪場外車券売り場設置を計画した元社長は、出席したものの、山野之義前市長は、欠席し、代理弁護士による文書回答だけが行われました。今回の当事者である山野之義前市長が欠席したことは、市民と、議会への説明を回避するもので断じて容認できるものではありません。しかも、その文書回答についても、当事者であった山野前市長の責任を回避し、説明責任を果たす内容とはなっていません。

 

2 太田武男氏からは、①平成22年10月13日付念書②平成23年7月19日付け「設置同意」文書③平成24年6月9日の、業者所有ビルを月200万円(年間2400万円)の賃料で賃借するという代替案が提示されたことが改めて示されました。同席した弁護士からは、市の予算で市施設を入居させる代替案を提示したことは、背任未遂罪容疑にあたる重大な内容であることが述べられました。しかし、かかわった市議には、法的責任はないとしたものの、前市長が背任未遂罪容疑にあたるなら、内容に深く関与した市議も共犯と言えるものです。

また、市民から山野前市長に対して、今回の対応が背任未遂罪容疑にあたるとして県警に告発されたとのことも事の重大性を示しています。

 

3以上のことからも議会として競輪場外車券売り場設置をめぐってその真相を解明することはますます求められています。よって、調査権を伴う100条委員会の設置を行い、全容解明を行うよう強く求めるものです。

 

4 この間の資料や本日の参考人招致の中でも、競輪場外車券売り場設置をめぐって小阪市議と高岩市議が深く関与していることが明らかとなりました。山野前市長が「道義的責任」を表明し、辞任していることからも、二人の市議は、自らの発言と対応について政治的、道義的責任をまぬがれることはできません。よって、小阪市議と高岩市議に対して議員辞職勧告を行うよう求めるものです。

2014年9月12日

 

競輪場外車券売り場設置をめぐる3つの常任委員会連合審査会における

山野氏への日本共産党としての質問

 

金沢市議会議員  升 きよみ

私は青少年の健全育成からも、悪影響を与えるギャンブル施設である競輪場外車券売り場は、市民憲章にもある「創造性あふれる教育・文化の華さくまちづくり…」としている面から、一貫して金沢市の街にはふさわしくないとして、市民のみなさんと思いを一つにしてきました。

 

1.市長は議員時代には反対をされていたが、市長になってから、なぜおかわりになったのか。

 

2.当選されて7カ月後、平成23年7月19日、市長室で、小阪市議の立ち合いで設置同意文書に署名押印されていました。そして更に念書が交わされていたことが発覚しました。当選直後の平成22年12月市議会において、競輪場外車券売り場について、高村市議、増江市議、森尾市議の各位が質問され、そして私の質問に対して「議会の総意は市民の総意であるということは、……私もその通りの認識であります」と答弁されていました。にもかかわらず、設置同意したことは、議会と市民に対して異なった行為をしたことになりますね。そして更に念書まで取り交わしていたこと、貴方はことごとく市民、議会に嘘をついていたことになりますが、その事をどうお考えですか。

 

3.ギャンブル施設のサテライトが必要とのお立場なのなら、はっきり言明してください。

 

4.そして、24年6月9日の高岩市議、太田政孝氏、太田武男氏同席の話し合いでのゼノンビルについてのリサイクル施設の代替案については、貴方は直接話しておられませんが、高岩議員と同席、事実上貴方の提案ですが、これ程に代替案を示さなければならない理由は、何なのですか。

貴方は「何度も言いますが、僕の政治生命がかかっている」とおっしゃっていますが、それはどんな意味ですか。

貴方は、弁護士の方から指摘を受けている太田さんの財産上の利益の供与、利害誘導という御認識があったからではありませんか。

何故「ポシャル」などという言葉が出るのですか。何か特別の御恩があるのですか。

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