議案第18号財産の取得、及び請願第11号・14号の委員会採決結果に反対
日本共産党金沢市議員団 広田 美代
私は日本共産党金沢市議員団を代表して討論を行います。
我が党は提案された諸議案の内、議案第18号 財産の取得について、及び請願第11号ないし14号についての委員会採決結果に反対であることを表明します。
議案第18号にある財産の取得は、河原市町の土地取得のことです。今後新たに24億4,000万円をかけて河原市流通工業団地の造成事業を進めようとされている、そのためのものです。
ご存じの通り河原市の真上には、金沢テクノパークがあります。森本の山間部に先端産業を誘致するとして、280億円を投入してできたものです。最初の企業が立地表明してから、20年を経過しましたが、未だ4分の1の8.5ヘクタール、東京ドームおよそ2個分が売れ残っている現状です。
今回の河原市流通工業団地は、テクノパークの売れ残り面積とほぼ同規模、8.4ヘクタールです。
また、リーマンショック以降の3年間で、本市が工業団地に誘致できた企業を数えると、テクノパークはゼロ、かたつ・いなほは併せて3社というから驚きです。
先が見通せない、呼び込み型の企業立地から脱却し、本市の中小企業を支援する方向に転換するべきです。その点で、河原市工業団地造成事業計画には反対を表明するものです。 … 続きを読む →