お知らせ |日本共産党 金沢市議員団 |3ページ

お知らせ

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2023年8月29日

金沢市長 村山 卓 様

日本共産党金沢地区委員会委員長
亀田 良典
日本共産党金沢市議員団
森尾 嘉昭
広田 美代
山下 明希

 陸上自衛隊金沢駐屯地の第14普通科連隊による35㎞徒歩行進訓練が、この9月7日(木)18時から9月8日(金)7時頃、内灘海岸から金沢駐屯地まで行うとして金沢市へ通知されました。
 今回の訓練については、参加人員80名、車両5両で、小銃を携行し弾薬の携行なしとのことです。
 この訓練は10年ぶりとのことですが、市民の散歩やジョギングとして利用されている犀川河川敷を行進するとしており、市民に大きな不安を与えかねません。よって、以下を申し入れます。

               記
1. 陸上自衛隊金沢駐屯地に対し、今回の35㎞徒歩行進訓練を中止するよう求めること。

2. 今後、陸上自衛隊金沢駐屯地が行う市街地における訓練を受け入れないことを表明すること。

以上

自衛隊徒歩行進訓練図が見れます。

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左から森尾よしあき議員、新保副市長、広田美代議員、山下あき議員

2023年8月18日
金沢市長 村山 卓 様

猛暑が続き、ガソリン代や電気料金の引き上げ、物価の値上げが相次ぐ中、いのちと暮らしを守る緊急対策を求める申し入れ

日本共産党金沢市議員団
森尾 嘉昭
広田 美代
山下 明希

 異常な猛暑が続く中、ガソリン代が、1ℓあたり180円を超え、15年ぶりの高値となっています。また、北陸電力は、電気料金の4割近くの引き上げをこの6月から実施しました。
 物価の値上げが続き、市民生活は厳しい事態となっています。
 新型コロナウイルス感染状況も心配されるうえに、連日の猛暑の中、市民のいのちを守る取り組みが求められています。
 党市議員団は、9月議会を控え、以下の点について緊急対策を行うよう申し入れます。

                 記
1 熱中症からいのちを守るため、すべての市民に対し、電気料金への支援策をおこなうこと。また、低所得者、生活保護受給者や障がいのある方に対して、特別夏季手当を支給すること。
2 ガソリン代の値上げを抑えるため、国に対して必要な財政支援を求めること。
ガソリン代の値上げを抑えるための国による補助金が段階的に縮小し、9月末には、廃止するとのことです。必要な補助の継続が求められます。
3 上下水道料金の減免措置をおこなうこと。
4 エアコン購入や、更新に対する助成制度を創設すること。
5 熱中症対策の一環として、公共施設に「市民の憩いの場所」を設置すると共に、身近な商業施設にも設置するよう民間事業者にも協力を求めること。
6 新型コロナウイルス感染対策に引き続き取り組むと共に、医療機関、介護施設への支援を行うこと。

2023年9月7日18時‐8日7時予定の行進訓練図です。

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私は、日本共産党市議員団を代表して、今議会に提出された諸議案の内、反対の議案及び提出された請願・陳情について態度の表明を行います。
わが党は、上程された議案14件のうち、議案第2号、議案第3号、議案第6号、議案第9号、議案第10号、議案第11号、議案第12号の議案7件について、反対であります。
その主な理由について述べます。
第1は、マイナンバーカードをめぐって重大問題が発生していることからこの普及、利用についていったん停止することを求めるものです。
本市において、マイナンバーカードに別人の顔写真が張り付けられていたことが明らかになりました。個人情報の流失であり、マイナンバーカードへの信頼を損ねる重大な問題です。
マイナ保険証をめぐっても重大な問題が起こっています。
別人へのひも付けが行われた事例が7400件余り確認された他、不具合によって、医療費の10割を請求される事例が起こっています。
開業医をはじめとする医師や歯科医師で作られた全国保険医団体連合会が行った調査が発表されました。
全国で、マイナ保険証を運用する8437の医療施設のうち、65%からトラブルがあったとのことです。「保険者情報が正しく反映していない」「カードや機器の不具合でマイナ保険証が読み取れない」などが報告されました。医療機関が本人の資格確認ができず、患者に対して10割負担の請求を余儀なくされた事例が発生しています。
マイナ保険証をめぐって、システムへの不信感やスタッフの負担が増えているなど医療現場での混乱が発生しています。
ところが、岸田内閣は、「来年秋の保険証の廃止を予定している」と表明しています。
欠陥が明白なシステムは、被害を拡大しないよう運用を停止することがとるべき対応です。
この補正予算では、個人番号カード普及促進費として3250万円が歳出に、国庫補助金として個人番号カード交付事務費補助として同額が歳入として計上されています。
このことから、反対いたします。
第2に、議案第3号 金沢市税賦課徴収条例の一部改正について、森林環境税の賦課徴収にが盛り込まれていることです。これは、個人住民税・均等割において、東日本大震災復興のために臨時的措置が令和5年度で終了します。今度は、令和6年度から森林環境税として1000円を上乗せするというものです。
森林環境税の導入について、個人住民税・均等割りという均一課税であり、個人負担となっています。企業負担がありません。
また、石川県にも森林環境税があり、二重課税ではないかとの指摘があります。また、環境税ということであるなら、環境を汚染した負担の原則という考え方や、排出抑制効果を考慮して負担を求める考え方があり、このような住民税による負担をお願いするというのは国民の理解を得られるものではありません。

第3に、議案第6号です。これは、本市立病院において、紹介状のない患者に対する初診料、再診料の加算を行うものです。
紹介状が無い患者に対して、初診料を現在の1100円から7700円に引き上げ、再診料について、新たに3300円を徴収するものです。
本市立病院が、地域医療支援病院として承認に伴い実施するとしています。地域医療を担う病院としてその役割を発揮することを期待します。しかし、今回の条例改正によって、患者にあらたな負担が増えると共に、いつでもどこでも安心して受診できる医療保険制度を後退させるものであり、反対です。

第4に金沢スタジアム建設事業にかかわる点です。
 現在ある市民サッカー場を改築するという案が、1万人から1万5千人の観客を収容するスタジアムに新築することとなり、事業費は、75億円が80億円にそして、今回補正予算によって、82億4千万円となります。金沢スタジアムは、令和6年2月供用開始を予定しています。
1700台の南駐車場建設事業費は、9億1千万円、さらに、周辺整備事業、現在の市民サッカー場を解体し、ジュニア用のサッカーコートの移転・新築と事業が続きます。総事業費は、110億円から120億円に膨らもうとしています。
市民の理解と合意が得られていないことから反対です。
なお、南駐車場建設にかかわって、土地収用法による強行な土地取得をするとしています。住民の理解を持って、公共事業を進めなければなりません。中でも、用地提供は所有者の理解を得ることが基本です。
あくまでも、所有者の理解と合意をもって進めることを強く求めるものです。
 
 次に、請願・陳情について態度表明を行います。
 請願第1号は、「教科書採択会議を公開することを求める請願」です。
 こども☆未来☆教科書@かなざわの共同代表から提出されました。
今年は、小学校教科書が採択されます。教科書採択を国民に開かれたものにしていくために、本市教育委員会における教科書採択の審議過程を公開することが求められます。この請願が付託・審議された昨日の文教消防常任委員会において、可決・採択されました。改めて、この請願に賛成であることを表明いたします。
 陳情第1号は、「政務活動費条例の改正についての陳情」です。これは、市民オンブズマン石川の代表幹事から提出されおり、政務活動費をめぐって、透明化をすすめ、市民の理解を進めていく上で求められる対応だと考え、この陳情に賛成です。
 陳情第3号は、「電気料金等の光熱水費や食材料費の高騰に対する、医療機関への財政措置の早期創設等を求める陳情」です。これは、地域医療を担い、市民の命と健康を守って日々奮闘されている開業医や歯科医師の方々からなる石川県保険医協会の会長さんから提出されたものです。
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金等を活用し、県内医療機関を対象とした、食材料費の値上げや光熱水費の高騰に対する支援策を早急に講ずるよう求めたものです。石川県の補正予算では、病院に対しては1床あたり、3万円の支援。無床診療所に対しては1施設当たり10万円の支援を打ち出しました。
 本市としても、独自の支援策が求められます。よって、この陳情には賛成です。
  以上をもって、討論を終わります。

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