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金沢市議会

金沢市議会・2014年10月一般質問(一問一答)

2014.10.22 日本共産党金沢市議会議員 森尾嘉昭

 

私は、日本共産党市議員団として最初の質問を行います。

質問の第一は、市長選挙で示された市民の願いと問われた市長の責任と市政のあり方についてです。

 この6月定例月議会の報告である「市議会だより」に私の質問が次のように掲載されています。1410222森尾質問市長が業者の意向に沿って、競輪場外車券売り場設置の同意文書に署名・押印し、その事実を隠し続けてきた責任は重く、市長の資格が問われている。次期市長選への出馬は断念すべきではないか。

これに対して、市長あなたは、出馬表明したのですが、8月18日になって、「道義的責任」を理由に突然、市長を辞職し、午後に予定されていたこの問題での全員協議会での説明を行いませんでした。そして、出馬断念と思いきや16日後には、再出馬を表明しました。

 自民党があなたを市長選に当たって推薦するかどうかを検討していました。その過程で、この問題にかかわる新たな資料が提出され、その後、この資料が明るみとなったわけです。こうした経過をたどって、あなたが突然の辞任となっただけに、市民の間では何が起こったのか。誰かに市長の職を引きずりおろされたのかではないか。など関心が集まりました。 … 続きを読む →

 

 

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※画像をクリックするとPDF表示します。

議案文は次の通り 

(日本共産党)

議会議案第21号

 

競輪場外車券売り場設置問題に関する百条調査について

 

 山野市長が大徳地区競輪場外車券売り場の設置を求める事業者と交わした念書・同意書、また、その後のリサイクル施設の設置等に関し、本議会として事業者と市長に対して質問応答を行ってきたが、事業者、市長、議会の認識がそれぞれ異なっている。

 よって、事実解明がなお必要であると判断し、地方自治法第100条の規定に基づき議会調査権を行使し、調査特別委員会の設置を行うものである。

 

 (調査特別委員会の設置)

1.本議会は、委員12名をもって構成する競輪場外車券売り場設置問題に関する調査特別委員会(以下「調査特別委員会」という。)を設置する。

 (調査事項)

2.本議会は、調査特別委員会に対し、地方自治法第100条第1項の規定により次の事項の調査を付託する。

(1)競輪場外車券売り場設置をめぐる念書・同意書の存在と経過に関する事項

(2)競輪場外車券売り場設置の代替案に関する事項

 (委任事項)

3.本議会は、2の調査事項を調査するため、調査特別委員会に次の権限を委任する。

(1)地方自治法第100条第1項及び第10項の規定による権限

(2)地方自治法第98条第1項の規定による権限

 (調査経費)

4.調査のため要する経費の額は、本年度において100万円以内とする。

 (調査期限)

5.調査の期限は、2の調査事項に関する調査の終了までとする。

 

以上

金沢市議会10月定例月議会 一般質問・答弁(一問一答形式)               

金沢市議会議員 広田みよ

 

質問の機会を得ましたので、日本共産党市議員団の一員として、以下数点にわたり質問いたします。

 

1. 子ども・子育て支援新制度

まずはじめに、子ども・子育て支援新制度について伺います。広田画像

 [広田]

①政府は「すべての女性が輝く社会づくり」として、就労や子育ての支援などを盛り込んだ「政策パッケージ」をまとめました。

 子育てであげているのは、「待機児解消プラン」「子ども子育て支援新制度」などであり、本市はこの間、「子ども子育て支援新制度」について、子ども子育て審議会をもち、ニーズ調査や事業計画に取り組み、今回新制度に関わる条例の多くがこの議会に出されています。しかし、この新制度についてはかねてから、実効性の乏しさや、市場任せではないかとの懸念、保育水準切り下げの危惧がされ、保育部会や審議会、そして親御さんからも「金沢の保育水準を下げないでほしい」という要望が多く出されています。市長には何度も確認をしていますが、その要望に応えていただきたいと思いますがいかがですか。

(市長・答弁)

まず、子ども子育て支援新制度についてですが、これまでも本市は、保育所や幼保連携型認定こども園の基準を定めるにあたって、国の基準を上回る居室面積や職員配置等の基準を設けてきたところであり、金沢の保育水準を下げることなく、引き続き子育て環境の充実に努めてまいります。

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金沢市議会10月定例月議会 一般質問(一括質問で)

 

金沢市議会議員 奥野 ひでなり 

 このたび、10月の補欠選挙において、金沢市議会での議席をいただきました。執筆業を通じて培ってきた経験を活かしながら、私と同じ若い世代はもちろん、幅広い市民のみなさまのお声を届けて参ります。

 今回、初めての質問の機会を得ましたので、日本共産党市議員団の一人として質問させていただきます。

 

 まず始めに、市長に、政治にたずさわる者として求められる政治姿勢について伺います。

 

 私は政治にたずさわったばかりですが、政治にたずさわる者には2つのことが重要であると考えます。

 1つは倫理観です。

 中国の故事「李下に冠を正さず、瓜田に靴を入れず」でもありませんが、市民・有権者から疑われるような行為は厳に慎まなければなりません。まして、道義に反する行為は絶対に許されるものではありません。

 私の先輩である升きよみさんも、6月議会において、「自らを厳しく律し、高い倫理観をもって行動することが何よりも必要である」との質問されたことは市長もご記憶のことかと思います。 … 続きを読む →

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*参考:金沢市ホームページ 金沢市議会

金沢市議会議長 田中 展郎様

 

競輪場外車券売り場設置をめぐる真相解明には、調査権を伴う100条委員会を直ちに設置すると共に、関係した議員への辞職勧告を行うよう求める申し入れ

 

2014年9月12日 日本共産党金沢市議員団

1      本日、3つの常任委員会連合審査会が開かれ、競輪場外車券売り場設置をめぐって、大田武男元社長と山野之義前市長の参考人招致が行われました。

 ところが、競輪場外車券売り場設置を計画した元社長は、出席したものの、山野之義前市長は、欠席し、代理弁護士による文書回答だけが行われました。今回の当事者である山野之義前市長が欠席したことは、市民と、議会への説明を回避するもので断じて容認できるものではありません。しかも、その文書回答についても、当事者であった山野前市長の責任を回避し、説明責任を果たす内容とはなっていません。

 

2 太田武男氏からは、①平成22年10月13日付念書②平成23年7月19日付け「設置同意」文書③平成24年6月9日の、業者所有ビルを月200万円(年間2400万円)の賃料で賃借するという代替案が提示されたことが改めて示されました。同席した弁護士からは、市の予算で市施設を入居させる代替案を提示したことは、背任未遂罪容疑にあたる重大な内容であることが述べられました。しかし、かかわった市議には、法的責任はないとしたものの、前市長が背任未遂罪容疑にあたるなら、内容に深く関与した市議も共犯と言えるものです。

また、市民から山野前市長に対して、今回の対応が背任未遂罪容疑にあたるとして県警に告発されたとのことも事の重大性を示しています。

 

3以上のことからも議会として競輪場外車券売り場設置をめぐってその真相を解明することはますます求められています。よって、調査権を伴う100条委員会の設置を行い、全容解明を行うよう強く求めるものです。

 

4 この間の資料や本日の参考人招致の中でも、競輪場外車券売り場設置をめぐって小阪市議と高岩市議が深く関与していることが明らかとなりました。山野前市長が「道義的責任」を表明し、辞任していることからも、二人の市議は、自らの発言と対応について政治的、道義的責任をまぬがれることはできません。よって、小阪市議と高岩市議に対して議員辞職勧告を行うよう求めるものです。

2014年9月12日

 

競輪場外車券売り場設置をめぐる3つの常任委員会連合審査会における

山野氏への日本共産党としての質問

 

金沢市議会議員  升 きよみ

私は青少年の健全育成からも、悪影響を与えるギャンブル施設である競輪場外車券売り場は、市民憲章にもある「創造性あふれる教育・文化の華さくまちづくり…」としている面から、一貫して金沢市の街にはふさわしくないとして、市民のみなさんと思いを一つにしてきました。

 

1.市長は議員時代には反対をされていたが、市長になってから、なぜおかわりになったのか。

 

2.当選されて7カ月後、平成23年7月19日、市長室で、小阪市議の立ち合いで設置同意文書に署名押印されていました。そして更に念書が交わされていたことが発覚しました。当選直後の平成22年12月市議会において、競輪場外車券売り場について、高村市議、増江市議、森尾市議の各位が質問され、そして私の質問に対して「議会の総意は市民の総意であるということは、……私もその通りの認識であります」と答弁されていました。にもかかわらず、設置同意したことは、議会と市民に対して異なった行為をしたことになりますね。そして更に念書まで取り交わしていたこと、貴方はことごとく市民、議会に嘘をついていたことになりますが、その事をどうお考えですか。

 

3.ギャンブル施設のサテライトが必要とのお立場なのなら、はっきり言明してください。

 

4.そして、24年6月9日の高岩市議、太田政孝氏、太田武男氏同席の話し合いでのゼノンビルについてのリサイクル施設の代替案については、貴方は直接話しておられませんが、高岩議員と同席、事実上貴方の提案ですが、これ程に代替案を示さなければならない理由は、何なのですか。

貴方は「何度も言いますが、僕の政治生命がかかっている」とおっしゃっていますが、それはどんな意味ですか。

貴方は、弁護士の方から指摘を受けている太田さんの財産上の利益の供与、利害誘導という御認識があったからではありませんか。

何故「ポシャル」などという言葉が出るのですか。何か特別の御恩があるのですか。

競輪場外車券売り場設置をめぐる3つの常任委員会連合審査会における

太田氏への日本共産党としての質問

2014年9月12日

金沢市議会議員 森尾 嘉昭

 

日本共産党の森尾嘉昭です。参考人の太田武男氏に伺います。

第一に、平成24年6月9日当時の山野市長、高岩市議、太田政孝氏、太田武男氏が同席し、話しあいが行われた。その際、競輪場外車券売り場設置に向けた初期投資についてのやりとりがあります。

その中で、あなたは「3億円ほどでしょう」「まあ、3億円までは、2億5千万円ぐらいだとは思いますけど」という会話が交わされています。

この初期投資とはどんなもので、何に使われたのですか。地域への理解を得るためにかかった費用とか。他都市への場外車券売り場の見学に行くための費用とか。市長や議員の理解を得るために使われたのですか。そして、その資金はどのように調達されたのか。又調達されるおつもりだったのか。伺いたいと思います。

ところで、この話し合いが行われた日から5か月後あなたは破産手続きおこない、10月31日金沢地裁は、破算手続きを開始しまし初期投資によって、つぎ込んだ結果によるものですか。伺いたいと思います。

 

第二に、山野氏が4年前市長選挙に立候補する際に念書を交わし、市長に当選して、2011年7月14日小阪市議が参加される中、山野市長は設置同意文書に署名・押印しました。その翌月8月2日経済産業省に設置許可申請を提出しました。ところが、この設置同意文書が山野市長の私印だったため公印にするよう求められました。

この点では、太田氏が提出した資料によると2012年・平成24年1月21日小阪市議宅での山野市長とのやり取りがあります。

太田氏が公印を求めたところ、山野市長は、「現段階では難しい」と答え、その中で、山野市長は、「他のテナントは考えられないか」と提案しています。

そして、その翌年の4月6日高岩、野本、福田市議との話し合いが行われました。太田武男氏 昨年8月2日に名古屋の経産局を通じて本省に申請書の受付をしてもらった。その説明資料の中に山野市長の同意書を添付したが、私印であったため公印のものと差し替えとほしいとの要求があり、何回か市長と会いおねがいしているが、市長はなかなかOKしてくれない。福田市議 選挙前に山野が太田さんとサテライトの県で約束があったと聞いている。サテライトに代わるもので公共が借りることで納められないか。高岩市議 このことは絶対に口外しないで欲しい。 福田市議 地元にとっても喜ばれるし、賃料も民間より高く借りられると思う。 太田政孝氏 それは有難い話だが、税金を使うことになるし議会の承諾もいるのではないか。 高岩市議 そこは我々が何とかする 太田武男氏 決まるまで時間がかかるのではないか。 高岩市議 来年度の予算に入れるが 太田武男氏 書面の事だが我々は選挙前と山野が市長になった時の7月19日にも取得している。 3人の市議 このことは初めて知った。この書面の存在は知らなかった 野本市議 議員と市長では責任が異なる。これは問題になる。ショックだ。福田市議 私印であれ市長になってから書いたものだとすれば逃れることは難しい。

とのやりとりが行われました。

その翌月の5月21日経済産業省は設置不許可を通知しました。そして、6月9日山野市長との代替え案について話し合いが行われたのです。これも実現することはありませんでした。山野氏は、今年、6月に市長選挙へ立候補を表明。ところが8月18日突然の辞任。そして、9月3日に再出馬表明。あなたご自身もほんろうされたとの思いがあろうかと思いますが、あなたがそこまで山野氏に信頼を寄せ対応なさったのは、選挙の支援に人も金も支援したからですか。山野氏の対応についてどのような思いですか。お話していただければと思います。

2014 9月緊急議会  質疑                広田みよ

 

日本共産党市議員団の一員として、提案されました議案に対し質疑いたします。

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はじめに、議案第24号の幼保連携型認定こども園の設備および運営に関する基準を定める条例制定について、質疑いたします。

 

今回の条例は、子ども子育て支援新制度で新たに位置づけられる幼保連携認定こども園、すなわち教育機能と保育機能をあわせもつとされる施設について設備と運営について基準を定めるものです。

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8月20日、田中展郎市議会議長に申し入れをしました。

申し入れ文は次のとおりです。

2014年8月20日

金沢市議会議長  田中展郎 様

 

日本共産党金沢市議員団

 

全員協議会を開き、山野市長辞職に伴う場外車券売り場問題に関して

調査・報告をするよう申し入れ

 

 市長任期満了を前にした8月18日早朝、山野市長が突然辞表を提出し、当日予定されていた全員協議会は開かれず、緊急議会において、全会一致で市長退職の件が同意されました。

 この辞職の発端となった、競輪場外車券売り場設置をめぐる問題については、すべての事実、経過などが明らかにされないままとなっています。この間、山野前市長が、2010年市長選立候補表明の際に交わしたとする念書、市長となって「設置に同意する」として署名・押印した文書、及び新たなリサイクル施設への代替案を提示したことが明るみに出ましたが、これらに複数の市議会議員が関与したとする資料や、業者・弁護士からの文書等は一部に出回るのみで、議会としての把握はされていません。もちろん市民には全容が明らかにされておらず、議会としての調査や対応に厳しい目が注がれています。我が党は真相究明するために、地方自治法第100条による議会調査特別委員会の設置を求めてきたところです。

 ついては市長辞職で終わることなく、議会としては、今こそ全容解明と真実を明らかにし、市民への説明責任を果たすことがますます重要になっています。よって、議長には、全員協議会を開き、次の点を行うよう求めるものです。

 

①   この間の経過と内容、各会派による調査内容などを、議員と市民に明らかにすること

②   山野前市長、業者、弁護士等に、直接事情説明をしていただくこと

③   馳衆議院議員から事情説明をしていただき、関係する資料の提出をしていただくこと

 ※ここをクリックすると、文書をPDF表示します。

 

 

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